東京以外にも
いくつかの都道府県に緊急事態宣言が出ました.


フランスで診療所から大病院まで

何度も通っていた者として


フランスより人口比数十分の一の感染者数

(それも期間長くない)で

なぜ日本は医療ひっ迫なのかと思いますが


その辺はテレビ見ればわかりますし,

今さら言ってもしょうがないので,言いません





でも,北海道のことに関しては

少しだけ書いておきたいです.


これが,少し全国に当てはまる気もするから.





上のグラフを見てください.

一週間前までの北海道の感染状況です.


棒グラフが一日あたりの感染者数で

折れ線が一週間平均の感染者数.


当然,曜日ごとにブレがあるので

この折れ線グラフしか見なくていいです.


でもなぜか,

棒グラフの方を知事もマスコミは伝えたがる不思議.


さて,これ見れば一目瞭然ですが

北海道は11月下旬からもう下向きにしています.


ゼロにするのは,実質,この季節は無理なので

上向きから下向きに変化させ

もっと言うと感染爆発させなかったのは

道民が十分努力してきた成果だと思っています.



他の県でもそういうところがありました.,

自分の県も見てみてください.

県をクリックすればグラフに飛びます.




このグラフを2カ月近く見続けて
思い続けたことを少し.

まず,
今回の緊急事態宣言が効き目が無いのでは?
という意見を聞きます.

その通りだと思います.
劇的には効き目が無いと思います.


なぜかというと,


本当に怖い感染爆発を回避していても

メリハリをつけずに

今まで脅し続けたからです.


だから

本当に大事な時に,効き目が無くなるのかと.


今後,北海道で緊急事態宣言が出ても同じな気がします.




例えば少し前まで北海道は感染者数も重症者数も

落ち着いていました.

なのにその時も何度も知事が会見.

知事もマスコミも落ち着けたことを評価せず,
脅かすことばかり続けるので,
ある意味オオカミ少年みたく,誰も気にしなくなる.

そもそも

爆発感染を防いで,曲線を滑らかにする
と言っていたのは十分に成功しています.
(この春先の発言,覚えていますよね…)

今回のように,少し収まったときに褒めれば,
もっとみんな頑張れたのに,
いつまでも「もっともっと」と言い続けすぎた.

子供の成績が上がった時に,褒めることよりも

「もっと頑張って勉強しよう」と言うダメ親と同じ.
褒めた方が伸びるのに.





以上,北海道の話でしたが


今一度整理して

今からどうすべきかを考えるヒントにしたいと思い,
書いてみました.