一年でも生はこの季節だけ




去年の今頃,札幌のフレンチ・レストラン「ラ・サンテ」


フレンチでの美味しいホワイトアスパラ料理を求めて,

この時期は全国からお客さんがやってきます.



アミューズは定番の「ホワイトアスパラガスの収穫」


あたかも土からの収穫のような姿に見えますが,

すべての部分が食べられるお料理.



最初のシャンパンはヴーヴ・クリコのプレステージュ

ラ・グランダム2006


この日は持ち込みのワイン会,

でも今見ると自分の担当ワインがどれだったのか思い出せず(笑)



もう一本のシャンパンはテタンジェのプレステージュ

コント・ド・シャンパーニュ2007


素晴らしい2本でのスタートに感謝!



ホワイトアスパラガスのスープには

オマールのジュレが添えられていました.



ホワイトアスパラのサラダには

サクラマスのスモークと北寄貝が一緒に


そうそう,この日のアスパラは安平(追分)のもの

(いつもそうだったと思いますが,八木さんという農家の)






白は高級なリースリングが2本


やっぱりアスパラって,ドイツとかフランスでも東北のもの.

ということはアルザスやドイツのリースリングが合うんですよね.



ゆで上げたホワイトアスパラには

ウニとマッシュルームのクリームソース


まず,ここまでにとても満足.



実はこのお店でホワイトアスパラを頂くのは2年ぶり.

この前年はフランス半年滞在で,春にここに来られなかったから.



そして,これが春のスペシャリテ!!


笹で包んだホワイトアスパラの塩釜!



取り分けてくれて



塩とオリーブオイルだけで食べると,

アスパラ本来の美味しさがわかります.


今回は一人3本あたって嬉しい!







この一年前,
日本に不在だった年は,南フランスの市場で太い白いアスペルジュ

(フランスなのでドイツ語のシュパーゲルと言わないでね)

を何度か買っていて,さっと茹でて
オリーブオイルと良い塩で食べるのがとても美味しかったです.


ここの塩釜はそれを思い出させてくれました.



そして,ここではそれ以外にきちんとフレンチらしいアスパラ料理がいくつもあり,

「日本に居て良かった!」とも思いました.


日本に居る方が美味しいフレンチ食べられるって不思議ですけどね(笑)



(メイン料理に続く)