昨年7月のパリ行きJALファーストクラス

さて,洋食コースの前菜の選択

“龍吟”山本征治シェフのおすすめメニュー

【アペタイザー (機内にてお選びください)】

キャビアの贅沢仕立て
 キャビアコンディメントのタルト
 陳皮の香りを添えたヴィシソワーズと共に

毛蟹のタルト
 枝豆を散らして
 フレッシュトマトのソースを敷いた夏仕立て

色とりどりの夏野菜サラダ仕立て
 さっとグリルした帆立と共に
 (この行のみ小さい字で)
 枝豆のクーリと梅の香りのガスパッチョソースと共に




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当然,キャビア一択!(笑)


この1年ほど前に,米国線ファーストのJALスイートが始まった時に
すべての長距離ファーストが「龍吟」山本征治シェフのメニューになりました.



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(参考:JAL海外発ファーストでの食べ方は今でもこれ)
 ※以前は往復ともこのスタイル,ただし必ずしも一瓶提供ではなかったです.



イメージ 2
(参考:ANAファーストでの食べ方 2010)

※いずれも玉ねぎや茹で卵,レモン,サワークリームの薬味と,
 柔らかいパンケーキから構成されていました.



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(現在の日本発JALファースト)

現在は,キャビアが贅沢仕立て(新しい食べ方のスタイルの提案)に
なったのは嬉しいですが


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一瓶でサーブされるようになったのはもっと嬉しいです.


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フランス製キャビア

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18グラム瓶です.
(参考:ANAは15グラム瓶)


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いただきます!!



って



ちょっと待った!




いままでJALでファーストクラスに乗るとシャンパンのサロンと
キャビアを合わせてました.




しかし,漫画「美味しんぼ」で,海原雄山がそんな食い方をしている人に
怒っていたのを思い出します.

サロンだと繊細すぎるんだとか.
(記憶があいまいですが)





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そこで,雄山に怒られないようにドンペリ2003に切り替えてみました(^_^;


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シャンパーニュ ドン・ペリニヨン2003

シャンパーニュ最大の醸造所、モエ・エ・シャンドン社のキュヴェ・プレスティージュ"最高のブランド"が、ドン・ペリニヨンです。17世紀にシャンパーニュ醸造に貢献したベネディクト派修道士、ペリニヨン師に顕栄された名称。フランス全土が熱帯化したかと思われた2003年、北国シャンパーニュでは完熟した葡萄が収穫され、独創的なヴィンテージと記憶されます。トースティな果実味を熟成感が包み込む貴重なシャンパーニュです。

(今さら説明不要かもしれないけど,JALの機内メニュー及びHPより)



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この頃から,JALファーストクラスでのサロンの相方がドンペリになり,
これだけガツン系だとキャビアにも合うと思ったのです.

(ウォッカが一番合った記憶があるけど)



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キャビアコンディメントのタルトと一緒に

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陳皮の香りを添えたヴィシソワーズに入れて

去年この「龍吟」スタイルが始まった時は,どうやって食べればいいか
オロオロしましたが,現在はとにかく混ぜればいいことを知っています.

最後はヴィシソワーズの中にタルトもキャビアも入れて混然一体にしました.



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それからスプーンは貝殻製のものにしてもらいました.

金属の味がキャビアに移るからでしたっけ?

たしかこの頃からJALはこれ(貝殻製)を使うようにお奨めしていて,
でもまだ始めの頃だったので,こちらから言ってやっとくれました


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スプーンによる味の違い…もちろん判らなかったです(笑)


とにかく,これまた地上では財政上の理由から頂けないキャビアを堪能.

いつもリアルタイムで気にするキャビア残数(笑)

「この人数ならすごく余っているかも,グフフ」
と思ったのですが,

現在は,往復のファーストクラス乗客予約数+1
しか積んでいないそうです.

でも,ヘルシー志向で食べない人が多いとかで,
意外と余るそうです.ウフフ…


ちなみに同様に気にしているシャンパンの残数(搭載数).

サロンが往復で3本なのは変わらないのですが,
その相方ドンペリは往復で2本…

前は相方が5本だったのにケチりすぎでは?

というか「客の多そうな帰りの便は勝負だな」と思いましたよ(笑)



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その後サロンとドンペリを飲み比べ.

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写し比べ.




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グラスを置くときに間違わないように,CAがコースターに目印を

「Don」じゃなくて「Dom」だと思いますが,
字が可愛いから許します(^_^;

(続く)