突然ですが
皆様,カンガルーの名の由来をご存知でしょうか.

「わからない」?

はい,正解です.


では,コアラの名の由来もご存知ですか?

私は近頃知ったので,解答は後ほどさせてていただきますね.



昨年の10月に新千歳→羽田で初めてJAL国内線ファーストクラスに搭乗しました.

今となっては目新しい内容ではありません.
ただ,JALにあまり乗らない人にも分かるように,改めて紹介してみようと思います.

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夜の便でした.

数ヶ月前からこの路線でもファーストクラスの運航を開始していることは知っていたのですが,まだ日に2本だったでしょうか.
こんなに本数が少ないとは(当時)意外でした.

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機材は当然B777-200ですよね.

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機内の様子(降機時に許可を得て撮影)

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座ったのは1K(最前列右窓側)です.

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シートの紹介リーフレット.

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持って帰りたくなるノイズキャンセリングヘッドフォン
とファーストクラス専用の毛布.

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自由に持ち帰られるスリッパ.(降機後撮影)
国際線のビジネスクラス用などに比べて立派なものに感じました.

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食事と飲み物のメニューです.

アルコールはプレミアム焼酎『森伊蔵』,赤ワイン,スパークリングワイン,
もちろんビールとソフトドリンクもあります.

さらに月替わりで日本酒やシャンパン,ちょっと良い赤ワインなどが入ってきます.
この月は純米大吟醸酒『獺祭 磨き二割三分』でした.


まずは森伊蔵と普通の夕食(この時は和食)をお願いしました.

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『分とく山』の胡麻豆腐と豆腐ハンバーグ

この『分とく山』とJALのコラボ説明がウェブにあったので載せておきますが,
興味のない方は囲みを思いっ切りスルーしてください.
私もきちんと読んでません(^_^;
『分とく山』 
東京・南麻布 板前割烹・懐石料理店。

ふぐ料理専門店「とく山」の精神を守りつつ、ふぐだけではなく、その時一番美味しい素材で目や舌を楽しませる、総料理長野崎洋光流の独創的な、心温まるおもてなしの料理の数々をじっくりと堪能できるお店。和食店でありながらモダンな外観。ガラス張りの店内からは四季折々の自然をゆったりと眺められ、その静けさは都会にいることを忘れさせます。 

「もてなしというのは何気なく、さりげなく、程々が一番ですね。気を遣いすぎても、お客様は疲れてしまう。阿吽の呼吸が大事です」 
そう語るのは、懐石料理に新風を吹き込み、長年、第一線で活躍している野崎洋光さん。「分とく山」は、創意あふれる伸びやかな料理と、つかず離れずの丁寧な接客で、多くの著名人をはじめ、世代を超えた幅広い客層に愛され続ける超人気店である。
「料理も時代によって変わっていきます。その時代、時代で人も食材も変わるからです。そして料理人は、決められた時間の中で、どんな料理を供するのか。季節の喜びをどう表すのか……。料理には、おいしさだけが求められているのではありませんね。お客様は、店に安らぎも求めていらっしゃるんです」 
そんな野崎さんが、新たに手がけるのが国内線「JALファーストクラス」の機内食だ。東京-大阪、わずか1時間のフライトで供せるものは、前菜数種。その限られた中で、できる限りのもてなしをしたいというJALの姿勢に、野崎さんは相通ずるものを感じたという。 
「サービスと料理は、どちらも同じくらい大切なもの。一期一会のおもてなしは、お客様のことを考えて"やれることをやる"のではなく、"やることをやらなければいけない"ということではないでしょうか」 
東京・南麻布にある「分とく山」の2階の踊場には、飄々と温かな「商」の大書に"願安穏於入而来人 願幸福於去而行人"と添えられた額が掛かる。
「"入り来る人には安らぎを、去りゆく人には幸せを"。JALに乗るお客様にも、そうした気持ちを感じていただけたらと思います」
どんなときも最上の笑顔を絶やさずに、人と接する野崎さんが、JALに託したもてなしの心と、国内線「JALファーストクラス」の機上で出会えるのが愉しみである。 


森伊蔵をお代わりして

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主菜風はやはり『分とく山』の
粟麩黒胡麻和え,烏賊共肝煮,厚焼き玉子,卵黄味噌漬,お多福豆しそ揚げ
(実際は前菜風と主菜風が同時にやって来ます)

ただ,これらも実質前菜に感じてしまう内容ですので,
これだけでお腹が落ち着くのはなかなか難しいと思います.

そうこうしていると,満足していないことを悟られたのか,追加注文を聞かれます.

ではお言葉に甘えてテーブルを洋風にしてもらい

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赤ワインのフォルタン カベルネソービニヨン

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サイドメニューのチキンとキノコのマリネ

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海老とチーズのグラタン[東京=福岡線/札幌線のみ]も頂きました.

南西向き(偏西風に逆らって飛ぶコース)でしたので,結構ゆったりお食事ができました.

一応,これでも満足しない人には,さらに高菜おにぎりやカップ麺『そばですかい』も頂けます(^_^;


14席のファーストクラスはほぼ満員でしたが,
二人のCAさんが付きっきりで手際よくサービスをこなしていたのは好感が持てました.


食事を終えて,再び座席の様子を.

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席の左側はこのようになっていて,飲み物を乗せる程度ならテーブルは要りません.

またオーディオ操作部のさらに奥がよく見えないかもしれませんが,
隣の方との仕切りがきっちりと有ってプライベート感が良いですね~

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席の右側.
シンプルながらも良い雰囲気のシートコントローラーです.

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お茶とお菓子(栗のフィナンシェ)も勧められるままに頂きました.
最初に書くの忘れましたが,このシートテーブルが随分と立派なのには驚かされましたね.



初めての国内ファーストクラス,味もサービスも良く,大変満足して
何だか幸せな気持ちになりました.

私はある他愛もない理由から,一人で音楽を聴くことを止めています.
飛行機内だけでなく,自家用車内でもメモリプレーヤーででもです.

そのせいで,ある外国人から「音楽を聴かない奴」とあだ名を付けられたほどです.
(ところでコアラの語源は「水を飲まない奴」です.)

その私が気持ち良くなって,つい機内で音楽を聴いてしまったほどでした.

久しぶりに音楽を聴きながら見る東京方面の夜景は格別に感じました.


<おまけ>
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降機時にボーディングブリッジまでCAさんが追いかけて来て渡してくれたお土産.

大げさな箱に煎餅一枚が入っているだけでした…
お得意様認定とも,飛行機マニア認定の証とも言われているようです(^_^;

(別書庫の東京滞在記,主に食事編へ[http://blogs.yahoo.co.jp/miyukijl/29604677.html/ 続きます)