前の記事で,夕張のレジャー施設がほとんど外資に売られ

転売禁止にしていなかったせいで転売され,やがて閉鎖され

と書きました.


上の写真の左もその一つのレースイスキー場のホテル.

正面は2年前まであった鉄道の駅のあたり.


考えてみれば,近頃夕張は鉄道もなくなっていたのでした.

(でも,元々夕張は鉄道で来るより,バスで1時間ちょっとで札幌から来る方が便利)





少しずれたところにある,元の石炭の歴史村.

キャラは「ゆうちゃん」.


でも,ここにあった遊園地や各種博物館もレストランもほとんど閉じています.


これもまた悲しい話で,市が悪徳ブローカ0詐欺にあって

そのせいでお金なくなって閉じた施設たち…





唯一生き残った石炭博物館


しかし,ここも何とか生き残っている

と言うかほぼ死にかけていました.




(↑この石炭の大露頭が見つかったおかげで

 山奥の夕張が昔々ではありますが

 石炭の街として人口10万人以上と大発展)




この大露頭のすぐ横に出口がある

博物館の売りは「模擬坑」


炭鉱の坑道を残していて,入ることができる

昔の炭鉱の雰囲気をたっぷりと味わえ


フランスやドイツで昔の炭鉱施設を

見学に行ったことがある自分から見ても

世界でも類を見ない素晴らしい施設(でした)





ところが,この坑道を夕張復活の目玉にしようと

今から3年前に大改修のための作業をしているときに

出火して,立ち入り禁止になりました.


ちょうど同じ時期でしたが,北海道では

ノートルダムの火災より大きな話題に.




ゴールデンカムイを読んだ人や

昔の炭鉱事故のニュースをを知っている人は

わかると思うけど


火はなかなか消えずに,

対策として坑道を密封して,

最後は坑道に水を入れて,満たして消すことに.


中に人が居なかったのは不幸中の幸いでしたが

坑道水浸しで,もうここを使うのは不可能になった


と当時は言われていました.


夕張の勝負をかけた改修作業で,まさかの事故.

悲しすぎました.







最後に少しだけ,良いニュースを.


実はその後,調査の結果

水を吐き出せば使えるのでは,と言うことになり,

今懸命の水抜き作業が続いています.


もしかしたら,コロナが収束した頃入れるようになるかも.



上に書いたように,

世界でも残っているのは珍しい施設なので

ぜひ皆さんにも行ってみてほしいです.


※模擬坑以外の炭鉱博物館自体は今でも営業中です.